2018-07-03 第196回国会 参議院 内閣委員会 第23号
○参考人(樋口進君) 二〇一三年と二〇一四年にギャンブルの依存性に関するワークショップのようなものが、国際的に非常に著名な学者が集まってやったんですけれども、そのときに、どのようなギャンブルが一番依存性が高いかという議論があったんですね。そのときに、一番高いとそのときに言われたのが電子ゲーム機器と言われているものです。 電子ゲーム機器の場合には画像を使ったり音響を使ったりということなんですけれども
○参考人(樋口進君) 二〇一三年と二〇一四年にギャンブルの依存性に関するワークショップのようなものが、国際的に非常に著名な学者が集まってやったんですけれども、そのときに、どのようなギャンブルが一番依存性が高いかという議論があったんですね。そのときに、一番高いとそのときに言われたのが電子ゲーム機器と言われているものです。 電子ゲーム機器の場合には画像を使ったり音響を使ったりということなんですけれども
○参考人(樋口進君) その辺りについては、個々の方々によって大分違います。 外来にお見えで、まあパチンコの方が非常に多いわけですけれど、パチンコ、パチスロの方が多いわけですけれども、ある方はそういうふうなパーラーを避けて通っていくと。依存の場合には、キューと申しまして、きっかけを見ると頭の中に非常に我々と違って興奮が出てきまして、それで、それがやりたいという気持ちにつながっていくというようなことなんですね
○参考人(樋口進君) それでは、意見を述べさせていただきたいと思います。 ギャンブル等依存症は、大きな健康、社会、家族問題です。この実態を明らかにするために、私どもは平成二十九年に我が国成人のギャンブル等依存に関する全国調査を行いました。対象者は、全国三百地点の住民基本台帳から無作為に抽出した一万人です。その結果、五千三百六十五名から回答が得られました。また、ギャンブル等依存症に関する調査項目、すなわち
○樋口参考人 お答えいたしたいと思います。 本調査においては都道府県別のサンプル数が十分でないので、都道府県別の解析までは今のところ行っていないということなので、そのあたりはよくわからないということです。 しかし、今後、地域ごとの調査や対策について解析を進めて検討してまいりたいと考えてございます。
○樋口参考人 端的にお答えしたいと思います。 ギャンブル依存症とは、最初は娯楽で始めたギャンブルですが、やがて自己制御ができなくなり、その結果、重大な社会、家族問題が生じる状態になる疾患です。 一般に、依存症とは、特有の依存行動と、その結果引き起こされる問題の組合せと考えられています。 実際の診断には、現在、米国精神医学会で策定されたDSM—5、そういう診断基準がございまして、この基準を使って
○樋口参考人 お答えいたしたいと思います。 ギャンブル等依存に関する実態を調査するために、平成二十八年度から三十年度までの三カ年の調査研究で、日本医療研究開発機構、AMEDというふうに言われていますが、の委託により、国立病院機構久里浜医療センターの私たちの研究班で国内のギャンブル等依存に関する疫学調査を実施いたしました。 その調査で、SOGS、これはサウス・オークス・ギャンブリング・スクリーンの